スクールの由来と沿革

Rishikesh Yogashalaの名前に込めた想い

「Rishikesh Yogashala」という名前には、ヨガの聖地リシケシと、「祈りと修練の場」を意味する「Shala(シャラ)」への敬意が込められています。この名前は、古代から受け継がれてきたヨガの智慧を世界中に広めたいという願いを象徴しています。


創設の背景

創設者のSatyaprema(真理プラサード)は、日本の大手企業で16年間秘書として勤務する中で、過労やストレスによる体調不良を経験しました。その回復の過程で出会ったヨガは、心と体の健康を取り戻し、人生の新たな方向性を見つけるきっかけとなりました。

2007年からヨガ・ピラティスインストラクターとして活動を開始し、2012年には前職を退職して東京都八王子市に自身のスタジオを開設。その後、インド・リシケシでの学びを深め、2013年に「Rishikesh Yogashala」をインドと東京都町田市に設立しました。

さらに、突発性難聴での入院中に、患者や医療スタッフにヨガを伝える機会を得たことがきっかけで、事業のNPO法人化を決意。「ヨガを通じて社会を癒す」という使命を掲げ、活動の幅を広げます。


NPO設立とその後の歩み

2015年11月11日、Satyapremaは内閣府認定NPO法人ヒール・ジ・アース(NPO Heal the Earth)を設立し、日本国内やインドでのヨガを通じた社会貢献活動を本格的に開始しました。2020年には三号店である西葛西校を設立。法人化後、さまざまな挑戦がありましたが、多くの卒業生や支援者との協力により、地域社会への貢献活動を広げることができました。その後、海外事業の比重が大きくなったことに伴い、2024年には日本国内の固定スタジオを解約し、本格拠点をインドに移しました。

卒業生の皆様は、それぞれの生活やキャリアの中でヨガの実践を広め、当校の理念に共感しながら、それぞれの形でサポートを提供してくれています。一部の卒業生は、地域でのヨガ教室の開催や、NPO活動の実施などを通じて、ヨガを通じた社会貢献に取り組んでいます。


NPO活動と養成コースの意義

当校では、養成コースで得た収益の一部をNPO活動の資金として活用しています。この活動は、ヨガを学ぶ方々の夢の実現を支援するだけでなく、地域社会や地球全体への貢献にもつながっています。

Satyaprema自身も無償で活動し、卒業生やパートナーと協力しながら、ヨガを通じた健康や気づきの広がりを目指しています。当校の卒業生たちは、インストラクターや地域リーダーとして、それぞれの形で社会に貢献する道を歩んでいます。


現在の運営体制

2020年以降、養成コースの会計業務は、信頼性の高い運営を目指し、NPO法人ヒール・ジ・アースの監事である金子が代表を務める株式会社シャインスタッフコーポレーションに委託しています。この体制により、効率的な運営が可能となり、より多くの時間と資源を社会貢献活動に注力できるようになりました。


未来への展望

当校は、「Heal the Earth」という理念のもと、ヨガを通じた社会的価値の創出に取り組んでいます。2026年にはリシケシに新しいアシュラムを完成させ、ヨガ教育や社会貢献活動をさらに充実させる計画です。

卒業生や新たに出会う方々と共に、「Travel light, live light, spread the light. Be the light within.」というスローガンを体現し、心身の健康と地球への貢献を実現する活動を続けていきます。